「ヒマラヤの上昇と最高峰の形成」を追加しました。

1) はじめにーXu Han説―

2024年9月30日、Xu Hanさんたちが「Recent uplift of Chomolungma enhanced by river drainage piracy(チョモランマの最近の上昇は河川争奪で増大している)」をNature Geoscience(資料1)に発表した。その要旨は、「アルン川流域の河川争奪(浸食力の大きい河川の上流部が他の河川の一部を奪い取る現象)で浸食量が増大し、チョモランマ(エベレスト)峰周辺の地殻が軽くなって、(荷を降ろした船が軽くなって浮かび上がるように)“Isostatic Rebound”(静水圧で上昇に転じること)で浮き上がり、世界最高峰を形成している」というのである。 続きを読む

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください