1.クアランプールからカトマンズへ

   2月24日正午、クアランプールからのエアーアジア機はマレー半島西岸沿いにすすみ、ベンガル湾にでると、ガンジス河の河口をめざした。飛行機の窓からのぞくと、視野いっぱいに広がるガンジス河口デルタ地帯(写真1)

2.アジア高地の氷河に関する国際シンポジウム

  3月2日、「アジア高地の氷河に関する国際シンポジウム」がはじまりました。会場は、カトマンズでもかなり立派な Yak and Yeti ホテルです。参加者は235名、発表内容(資料1)はチベット高原周辺のヒマ

3.国際氷河会議の終了

国際氷河会議は氷河学会主催でICIMODなどが共催しましたが、会議の進め方や運営スタッフはじめ、はては懇親会に至るまで、ICIMODの強力な援助があったため、有意義な国際会議になったと感じました。 会議では、2時間ほどの

4.カトマンズ大学の講義開始

(写真1)カトマンズ大学での講義用のホームページ。 *http://environmentalchangesofthenepalhimalaya.weebly.com/ (写真2) カトマンズ大学講義の受講生たちはマスタ

5.カトマンズ大学にて

。   (注) 3月初めの国際氷河学会で報告した“Why is a large glacial lake safe against GLOF?”を講義で話していたところ、”Modern Environmenta

6.ネパール地質学会

    ネパール地質学会が4月7日から9日にカトマンズで開かれました。会場は前回報告しました国際氷河学会と同じホテルYak&Yetiで、2会場に別れた発表とポスター・セッションがあり、参加者は200名ほ

7.ネパール地震(1)当日から5日目

 4月25日に発生したネパールの大地震(2015ネパール地震)でカトマンズ大学の電気やネットなどはストップしましたが、4月29日にやっと回復しましたので、この5日間の見聞記をお知らせします。  ネパールは土曜日が休日です

8.ネパール地震(2) ポカラ紀行(写真速報)

2015年春ネパール調査(8)  ネパール地震(2) ポカラ紀行(写真速報)  20年前の神戸を思い出すようなカトマンズの地震被害の状況を見たうえで、ポカラで長年世話になっている国際山岳博物館などの人に聞いても、「ポカラ

9.ネパール地震(3)ポカラからカトマンズにもどりて(写真速報)

  カトマンズの代表的な木の花を紫色のジャカランダ(写真1)とすると、ポカラは朱色の火炎樹(写真2)だろう。火炎樹はマレーシアなどの赤道に近い地域の花で、ポカラはカトマンズよりも600mほども低く、より暖かく、熱帯的な気

10.ネパール地震(4)ヌワコット王宮へ(写真速報)

名古屋大学名誉教授の樋口敬二先生は、ネパールの氷河調査を行っていた40年ほど前にヌワコットを訪れ、歴史的・文化的に貴重なパゴタ(二重の塔)の絵を描かれている(写真1上)。このヌワコット地域は今回の2015年ネパール地震で

11.ポカラ報告(写真速報)

  これまでは「2015年ネパール地震」を中心に報告*してきました。ここでは、地震で休校になったカトマンズ大学を離れて、ポカラで行った国際山岳博物館の展示更新などの5月前半の活動について述べます。   ポカラの魅力はなん

12.カトマンズ大学の講義報告

Contents of KU Lecture (1) ―Environmental Changes of the Nepal Himalaya― 1)  Introduction 1-1. Personal histor

13.ランタン地域の雪崩災害等に関する情報交換の進展

「2015年ネパール地震」の際に発生したネパール・ヒマラヤ中央部のランタン村およびその周辺の雪崩などの災害に関しては、まず、従来からランタン村の支援をしてきた貞兼グループが5月28日のヘリコプター調査にあたって、当初僕が

14. 2015ネパール地震(5)サンクーで考えた。

はじめに サンクーはカトマンズ盆地の東端(写真1)で、丘陵地の麓の歴史的な町である。ゴカルナにつづくカトマンズ湖底堆積物(写真2)がサンクーまで分布し、丘陵地からの河川が湖底堆積物を侵食し谷地形を作っているが、サンクーは

15.余録(1) お世話になった方々

かなり真面目な顔つきで議論沸騰している二人の様子が忍ばれる。干場さん(写真1の右)は右手の人差し指を突き出し、真剣そのものです。たしか、地震直後の復興をめぐる議論でしたが、10年以上の長期的視点で述べるハクパさん(写真1

16.余録(2) KCH

 白石さんとで設計したカトマンズ・クラブ・ハウス(KCH)は、ボーダナート寺院近くのクソン・ノルブ・タワーさん(以下タワーさんと呼ぶ)の敷地のなかに完成した(写真1)。1976年のことであった。KCHの建設資金は、渡辺興

17.帰国報告

9月6日(日)に北海道大学山岳館で開かれる講演会*の要旨(案)を末尾に載せましたので、ご覧ください。 *http://aach.ees.hokudai.ac.jp/xc/modules/Center/activity/l

18.北海道大学山岳館講演会の要旨

  20150906北大山岳館講演会 ”ネパール報告-「2015年ネパール地震」を中心に-”  伏見碩二   2015年2月24日~6月9日の「ネパール2015年春」計画の主な内容は、1)カトマンズ大学の講義と