生成AIのDeepSeekを試してみた!
革新的なAIが登場することを期待

1)はじめにーDeepSeekショックー

DeepSeekが、低コストにもかかわらずChatGPTなどの生成AIに匹敵する性能を持つことが明らかになり、先端半導体の需要が急減するとの懸念が広がったため、市場では半導体関連の株価が下がり、DeepSeekショック(資料1)と呼ばれたそうだ。開発に数億ドルを投じたといわれるChatGPTなどの米IT大手の生成AIに較べて、DeepSeekの最大の特徴は、開発にわずか2カ月、約560万ドル(約8億7000万円)しか投じていないのにかかわらず、である。事実なら、経費が十分の一程度と安いし、開発期間が短い。米IT大手のグーグル・アマゾン・フェイスブック(現メタ)・アップルの「GAFA」を正規軍とすれば、DeepSeekはまさにゲリラ軍と言えるようだ。今後はDeepSeekのようなゲリラ的な多くの生成AIが誕生してくると思われるので、さらに革新的な生成AIが登場することを期待しつつ、DeepSeekを試してみた。

資料1
米市場に「ディープシーク・ショック」 中国企業がAI産業に変革か
2025/01/28
https://mainichi.jp/articles/20250128/k00/00m/020/274000c?utm_source=article&utm_medium=email&utm_campaign=mailasa&utm_content=20250129
写真1 (左)はDeepSeekと(右)はChatGPTの各ロゴマーク
写真1 (左)はDeepSeekと(右)はChatGPTの各ロゴマーク

今回のブログの内容は次の通りである。
1) はじめにーDeepSeekショックー
2) 「Who is Hiroji Fushimi?」に対するDeepSeekの回答
3) 「Who is Hiroji Fushimi?」に対する他の生成AIの回答
4) まとめーDeepSeekはゲリラ軍AI―
5) 追記1―琵琶湖とはどんな湖ですか?―
6) 追記2―さぁー、どうする、石破さん!―

2) 「Who is Hiroji Fushimi?」に対するDeepSeekの回答

早速、「Who is Hiroji Fushimi?」の質問をDeepSeekに聞いてみたところ、「Hiroji Fushimi is not a widely recognized public figure in global historical or contemporary contexts. The name might refer to a private individual or someone with limited public recognition. If you have more context or specific details about Hiroji Fushimi, I could try to provide more relevant information. Otherwise, it’s possible that he may not be a prominent figure in widely available records.」の答えが即座に表れたので、すぐさま日本語に直してもらうと、(DeepSeek訳)「伏見浩二(Hiroji Fushimi)は、世界的な歴史的または現代的な文脈において広く認知された公的な人物ではありません。この名前は、私人または公的な認知度が限られている人物を指している可能性があります。伏見浩二に関するより具体的な情報や詳細な文脈があれば、より関連性の高い情報を提供できるかもしれません。そうでなければ、彼は広く利用可能な記録において著名な人物ではない可能性があります」とのことだった。
そこで、伏見浩二なる人物を検索してみたら、ある食品会社社長に該当名があるので、どうやらDeepSeekはその人と取り違えたのかもしれない。DeepSeekは「伏見浩二に関するより具体的な情報や詳細な文脈があれば、より関連性の高い情報を提供できるかもしれません」とは言ってくれてはいるのだが、ぼくの名前「碩ニ」をぼくに尋ねることをせず、名前は無視して苗字だけで、または、勝手に「伏見浩二」として検索しているようだ。そのような、一種の早とちりは他のChatGTBなどにもあるので、回答を提示する前に、ぼくに尋ねて確かめる手順を踏むことがこのような間違いをただす今後の改良点にはなるのではないだろうか。これでは、苗字は同じでも、名前が違う同姓異名の人はたくさんいるので、正確な情報は出てこないのではないか。そこで、DeepSeekに「伏見碩ニはどんな人か?」とぼくの正しい名前を提示して、日本語で聞いてみたところ下記のような回答が来た。


伏見碩二(ふしみ せきじ)は、日本の政治家であり、主に地方政治の分野で活動しています。以下に彼の経歴や活動について簡単に紹介します。
経歴
生年月日: 1955年(昭和30年)1月1日
出身地: 大阪府
政治活動
大阪府議会議員: 伏見碩二は、大阪府議会の議員として活動してきました。彼は大阪維新の会に所属し、府議会内でさまざまな政策の推進に尽力しています。
政策分野: 彼は特に地域経済の活性化、教育政策、福祉政策に力を入れており、大阪府内のさまざまな課題に取り組んでいます。
その他の活動
地域活動: 伏見碩二は、地元大阪での地域活動にも積極的に関わっています。地域のイベントやボランティア活動に参加し、地域住民との交流を深めています。
講演活動: 彼はまた、講演活動を通じて自身の政治理念や政策について広く伝える活動も行っています。
評価
伏見碩二は、地元大阪での長年の政治活動を通じて、地域住民からの信頼を得ています。彼の政策や活動は、地域の課題解決に寄与していると評価されています。
以上が伏見碩二の簡単なプロフィールです。彼は大阪府の政治において重要な役割を果たしており、今後もその活動が注目されています。
以上のような、あたかも確信を持ったかのような回答であるが、ぼくの名前(ひろじ)を(せきじ)と間違えているのだが、ここでも回答を出す前に、ぼくに確かめる手順がなかったことが残念ではある。そこで、伏見碩二(ふしみ せきじ)で検索してみたところ、下記の回答が来た。


大阪維新の会メンバー
名前 伏見たかし
選挙区または役職 枚方市長
昭和43(1968)年4月生まれ
この回答は、伏見碩二(ふしみ せきじ)の内容ではなく、枚方市長の伏見たかし氏の内容であるので、ここでも本人とは違った名前で検索しているようである。ヤレヤレ、今度は政治家にならされたのであった。

3) 「Who is Hiroji Fushimi?」に対する他の生成AIの回答

第2章でDeepSeekに尋ねた「Who is Hiroji Fushimi?」の質問は、かつて、生成AIのChatGPTやグーグルBardとマイクロソフトBingに問い、それぞれの回答を比較したことがあった(資料2)。下記に、それぞれの生成AIの回答を示す。

資料2
生成AIの特徴と問題点
https://glacierworld.net/travel/aach-memorandum/aach-memorundam16/

3-1) ChatGPT

写真2 (左)はグーグルBardと(右)はマイクロソフトBingの各ロゴマーク

写真2 (左)はグーグルBardと(右)はマイクロソフトBingの各ロゴマーク

Hiroji Fushimi is a Japanese activist and former political prisoner. He was a member of the Japanese Red Army, a militant communist group, and was arrested in 1971 for hijacking a Japan Airlines flight from Tokyo to Fukuoka. Fushimi was sentenced to life in prison for his role in the hijacking, but was released in 1995 after serving 24 years in prison. Since his release, Fushimi has been active in promoting peace and social justice, and has been involved in various activist causes in Japan and internationally. He has been a vocal critic of Japan’s military alliance with the United States and of the Japanese government’s policies towards Okinawa and other regions of Japan. (グーグルBard訳;伏見博治は、日本の活動家であり、元政治犯です。彼は、日本の新左翼武装組織である日本赤軍のメンバーであり、1971年に東京発福岡行きの日本航空機ハイジャック事件で逮捕されました。伏見は、ハイジャックにおける役割で終身刑を宣告されましたが、24年間服役した後、1995年に釈放されました。釈放後、伏見は平和と社会正義の推進活動を行い、日本国内外の様々な活動に参加してきました。彼は、日本とアメリカの軍事同盟や、日本政府の沖縄やその他の地域に対する政策を声高に批判しています。)

3-2) グーグルBard

(英語で質問したのに、日本語で回答してきた)私は大規模言語モデルで、幅広い質問やメッセージに対してテキストを生成することができますが、その人物については十分な情報がないため、お手伝いできません。このリクエストについて、他に何かお手伝いできることはありますか?

3-3) マイクロソフトBing

Hiroji Fushimi is a researcher who studies snow and ice in the Himalayas and other regions1. He has published papers on topics such as acidification of meltwater, sedimentary environments of glaciers, and avalanche sediments23. Are you interested in his work?
1 Publications (31) Environmental changes of Nepal Himalaya in terms of GLOF phenomena
2 Fluctuations of sedimentary environments of the Gyajo glacier, Khumbu region, East Nepal
3 Acid snow in Lake Biwa catchment area (1)- Microscopic distribution structures of acidic materials-. (グーグルBard訳;伏見博治は、ヒマラヤ山脈などの地域における雪氷を研究している研究者です。彼は、融水の酸性化、氷河の堆積環境、雪崩堆積物などのテーマに関する論文を発表しています。彼の研究に興味がありますか?1 論文(31件)ネパール・ヒマラヤにおけるGLOF現象の環境変化 2 東ネパール、クンブ地方、ギャジョ氷河の堆積環境の変動 3琵琶湖集水域の酸性雪(1)酸性物質の微視的分布構造)

3―4) 生成AIの特徴と問題点

「Who is Hiroji Fushimi?」と尋ねた上記の回答から、それぞれの生成AI の特徴と問題点が次のように認められた。

3-4-1) ChatGPT

ChatGPTはいかにも自信ありげに「Hiroji Fushimiは日本赤軍の政治犯」(a member of the Japanese Red Army)だというのですから、からかわれているような気がするとともに、「ChatGPT」への不信感を覚えた。ただし、「下記の日本語を英語に直してください」と入力すると、瞬時にやってくれるスピードに加えて、スムースな和文への翻訳能力は相当なもので、ChatGPTの実用化を考えると、少なくとも、将来の語学教育にはかなり影響するのではなかろうか。

3-4-2) グーグルBard

グーグルBardは「私は大規模言語モデルで、幅広い質問やメッセージに対してテキストを生成することができますが、その人物については十分な情報がないため、お手伝いできません」との回答には思わず“うなり”ました。率直さが表れていると感じたからです。ただし、「十分な情報がない」とのことから、生成AIが本来蓄えなければならない個人的な情報量のストックがまだ不十分なのかもしれないが、英語で質問したのにもかかわらず、日本語で答えてくれた「吟遊詩人」とも呼ばれているグーグルBardの気配りは評価できそうだ。

3-4-3) マイクロソフトBing

マイクロソフトBingの回答にはさらに“うなり”、納得できた。回答は簡潔だが、参考文献を示して、正確な人物評価を行っている。ちなみに、英文の回答を日本語に直してもらうと、「こんにちは、こちらはBingです。 英語から日本語への翻訳サービスを利用して、あなたのメッセージを翻訳しました。Hiroji Fushimiは、ヒマラヤや他の地域の雪と氷を研究する研究者です。彼は、融水の酸性化、氷河の堆積環境、雪崩堆積物などのトピックに関する論文を発表しています。彼の仕事に興味はありますか?」とのことでした。Hiroji Fushimiを無理して(伏見碩二)と日本語に翻訳せず、ローマ字そのままに標記し、ChatGPTのような誤訳を避けているのは賢明な処置といえる。さらに、「彼の仕事に興味はありますか?」と親切にも聞いてくれているではないか。マイクロソフトBingは、他の生成AI では触れていない研究内容「Hiroji Fushimi is a researcher who studies snow and ice in the Himalayas and other regions.」などを参考文献付きで紹介してくれている。

4) まとめーDeepSeekはゲリラ軍AI―

生成AIの特徴と問題点を明らかにするために、ChatGPTやグーグルBard、マイクロソフトBing、DeepSeekそれぞれに尋ねた質問「Who is Hiroji Fushimi?」に対する各生成AIの回答を比較検討した印象は次のようであった。
・ChatGPTは賢そうだがどこか怪しいので、ファクトチェックが必要。誇張した表現が許容される文学やアート方面に向いているのではないか。
・グーグルBardは慎重さが目立つ。ChatGPTよりも簡潔で、手堅くまとめている印象が強い。
・マイクロソフトBingは参考文献つきで手堅い感じ。マイクロソフトBingは参考文献を表示していることで信頼感を高めているので、サイエンス関連の報告に利用できるのではないか
・DeepSeekは前三者と同じように、早とちりの感は否めない。問題点はあるが、通常の情報検索などの用途には使える。
いずれにしても、生成AIの問題点を探ってみた(資料2)ところ、これら4つの生成AIに共通する回答手法は、従来の膨大な資料を箇条書きにとりあげて、質問に対してもっともらしい回答を上からの目線で示す歴史家的な見方で、ともすれば常識的なごもっともな提言が多いのに対して、現実的な視点から新しい資料をフィールドワーク的に発掘する下からの目線の手法に乏しいのが生成AIの弱点ではないか、と解釈できた。従って、今後のAIのさらなる実用化には、生成AIの弱点を補うために、第5章の「追記1」で述べているように、フィールドワークによって、現場で地域環境の変化を探求する現実的な視点がますます重要性を増す、と解釈できた。
DeepSeek(深度求索)の開発費用は、およそ600万ドル、日本円で9億円余りだから、「IT大手・メタが最新AIの開発に投じた費用の10分の1ほどだ」(資料3)と伝えている一方、1989年に民主化を求める学生らの運動が武力で鎮圧された「天安門事件」や、2014年に香港で民主的な選挙を求めた「雨傘運動」について尋ねると、中国語で「この質問は回答できません。話題を変えてください」、さらにまた、習近平国家主席のほか、毛沢東や鄧小平といった中国の指導者の名前を入力しても、同じように「回答できない」と表示されるとの問題点(資料3)はあるにしても、DeepSeekの最大の特徴は、経費が十分の一程度と安いし、開発期間が短い生成AIということになるので、米IT大手のグーグル・アマゾン・フェイスブック(現メタ)・アップルの「GAFA」を正規軍とすれば、DeepSeekはまさにゲリラ軍と言えるかもしれない。今後はDeepSeekのようなゲリラ的な多くのAIが世界に誕生する中で、さらに革新的なAIが登場することを期待したい。

資料3
ナスダック大幅下落 中国企業ディープシーク 生成AI開発受け
2025年1月28日 19時14分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250128/k10014705511000.html

5) 追記1―琵琶湖とはどんな湖ですか?―

「琵琶湖とはどんな湖ですか?」と各AIに尋ねたところ、その回答は以下の通りである。しかしながら、いずれの回答も既存の資料の寄せ集めで、似たり寄ったりの感は否めない。現在進行中の環境変化、例えば、琵琶湖水位が渇水化への危険水位(―60㎝)に近づき、現在はー50㎝台になっていること(写真3左)や毎年琵琶湖北部へ渡ってくるオオワシ(山本山のおばあちゃんと呼ばれている)とともに今冬は若いオオワシも飛来してきている(写真3の右;資料4)ことなどの新しい環境情報も探せばあるのに考慮していないのは残念である。写真3 (左)2月6日の琵琶湖水位の表示と(右)琵琶湖北部に飛来した2羽のオオワシ(NHK)
写真3 (左)2月6日の琵琶湖水位の表示と(右)琵琶湖北部に飛来した2羽のオオワシ(NHK)

資料4
長浜市に新たなオオワシが飛来 “新入り”に地元も注目
2025/01/17
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20250117/2060017444.html

5-1) ChatGPT

琵琶湖(びわこ)は、日本の滋賀県にある日本最大の湖です。以下のような特徴があります。
基本情報
面積:669.26 km²(日本最大)
最大水深:約104 m
周囲長:約235 km
湖の種類:古代湖(約400万年以上の歴史を持つ)
特徴
日本最大の湖
琵琶湖は日本の淡水湖の中で最も大きく、水量も豊富で関西地方の重要な水源になっています。
古代湖
琵琶湖は約400万年前に形成され、世界でも数少ない「古代湖」の一つです。そのため、固有種(ビワコオオナマズ、イサザなど)が多く生息しています。
水運と交通の要所
昔から琵琶湖を利用した水運が発達しており、京都や大阪と北陸・東海地方を結ぶ重要な交通路でした。
観光地としての魅力
琵琶湖周辺には比叡山、近江八幡、彦根城などの観光スポットがあり、湖上クルーズや琵琶湖バレイでのアクティビティも人気です。
環境と生態系
水鳥の飛来地としても有名で、「ラムサール条約」にも登録されています。しかし、外来種(ブラックバスなど)の影響や水質汚染などの問題も抱えています。
関連する伝説・文化
竹生島(ちくぶしま):琵琶湖に浮かぶ神秘的な島で、パワースポットとしても有名。
近江八景:琵琶湖周辺の美しい風景を表現した日本の名勝の一つ。
俳句・和歌に詠まれる湖:松尾芭蕉や紫式部など、多くの文学作品に登場しています。
琵琶湖は自然・歴史・文化が融合した、日本を代表する湖の一つです。

5-2) グーグルBard

琵琶湖(びわこ)とは、滋賀県にある日本最大の淡水湖です。約400万年もの長い歴史をもつ日本最古の湖で、世界中で20ほど存在する古代湖のうちの一つです。
琵琶湖の概要
所在地:滋賀県
面積:約670平方キロメートル
周囲長:約235キロメートル
水深:平均43メートル、最大104メートル
貯水量:約275億トン
水質:栄養塩類が少なく、透明度が高く、日本有数の水質を誇る
生態系:固有種を含む多様な動植物が生息し、豊かな生態系を育んでいる
琵琶湖の歴史
琵琶湖の歴史は古く、約400万年前に原型が誕生したとされています。その後、地殻変動や気候変動などを経て、現在の形になりました。
古代湖である琵琶湖は、独自の生態系を育んできました。固有種も多く、その多様性は世界的にも貴重です。
琵琶湖の役割
琵琶湖は、近畿地方の水源として重要な役割を果たしています。水道水や工業用水、農業用水などに利用され、人々の生活や産業を支えています。
また、琵琶湖は豊かな自然環境を有しており、観光資源としても重要です。美しい景観や多様なレジャーアクティビティが楽しめます。
琵琶湖の環境問題
近年、琵琶湖では水質汚染や外来種問題など、さまざまな環境問題が深刻化しています。これらの問題を解決するため、地域住民や行政、関係機関が協力して保全活動に取り組んでいます。
その他
琵琶湖の名前の由来は、湖の形が楽器の琵琶に似ていることから
琵琶湖には、竹生島(ちくぶしま)、多景島(たけしま)、沖島(おきしま)、彦根島(ひこねじま)の4つの有人島がある
琵琶湖の固有種であるビワマスは、高級食材として知られる
琵琶湖について、さらに知りたいことがあればお気軽にご質問ください。

5-3) マイクロソフトBing

琵琶湖は、日本の滋賀県に位置する日本最大の淡水湖です。その面積は約670平方キロメートルで、約400万年前に形成されたとされています。日本最古の湖の一つで、たくさんの固有種を含む豊かな生態系を持っています。
湖の周りには多くの観光スポットがあり、特に琵琶湖バレイからの絶景は見逃せません。水上スポーツやサイクリング、ハイキングなど、アウトドア活動も楽しめます。琵琶湖の歴史と文化についても多くの興味深い話があります。例えば、琵琶湖疏水は明治時代に京都と繋ぐために造られ、今でも使われています。
琵琶湖に関する詳しい情報や特定のアクティビティについて興味がありますか?次の冒険の計画を立てるお手伝いもできますよ!

5-4) DeepSeek

琵琶湖は、日本最大の淡水湖で、滋賀県に位置しています。以下にその特徴をまとめます:
基本情報
面積:約670平方キロメートル
周囲:約235キロメートル
最大水深:約104メートル
貯水量:約27.5立方キロメートル
地理
位置:滋賀県中央部
形状:南北に細長い
生態系
生物多様性:1,000種以上の動植物が生息
固有種:ビワコオオナマズやニゴロブナなど
歴史・文化
歴史:古代から交通や農業に利用
文化:多くの文学作品や伝説に登場
経済
水資源:京都や大阪など近隣都市の水源
観光:レジャーや観光地として人気
環境問題
保全活動:水質汚染や外来種問題への取り組み
観光
主な観光地:琵琶湖バレイ、白鬚神社、竹生島
琵琶湖は、自然、歴史、文化、経済の面で重要な湖です。

6) 追記2―さぁー、どうする、石破さん!―

それでは最後に、石破首相は2月8日にトランプ大統領と会談する予定というので、「石破首相はトランプ大統領と会談しますが、そこで石破首相は何を主張したら良いでしょうか」とDeepSeekに聞いたところ、下記のような網羅的で常識的な感じのする回答が寄せられた。

石破首相がトランプ大統領との会談で主張すべき点は、日米関係の強化と地域の安全保障、経済協力などが挙げられます。具体的には以下のような点が考えられます:
日米同盟の強化
日米同盟がアジア太平洋地域の平和と安定の基盤であることを再確認し、安全保障面での協力をさらに深化させる。
北朝鮮の核・ミサイル問題に対する連携を強化し、国際社会との協調を促す。
自由で開かれたインド太平洋戦略
自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向けた協力を推進し、地域の安定と繁栄を目指す。
海洋法の遵守や航行の自由の重要性を強調し、中国の海洋進出に対する共通の対応を模索する。
経済協力と貿易問題
日米間の貿易不均衡の問題について建設的な対話を続け、双方にとって利益となる経済関係を築く。
デジタル経済や先端技術(AI、量子技術など)での協力を強化し、新たな成長分野での連携を推進する。
気候変動とグローバル課題
気候変動対策やエネルギー問題での協力を呼びかけ、国際社会でのリーダーシップを発揮する。
新型コロナウイルス対策や保健分野での協力も重要視する。
人的交流と文化的結びつき
日米間の人的交流や教育・文化面での連携をさらに促進し、両国民の相互理解を深める。
これらの点を踏まえ、石破首相はトランプ大統領との会談で、日米関係のさらなる発展と地域・世界の課題解決に向けたリーダーシップをアピールすることが重要です。
以上は、DeepSeekのいわば常識的で網羅的な回答だが、実はすでに、石破総理のトランプ大統領への対応についてはブログ(資料5)で下記のように指摘したことがある。

少数与党で不安定な政局状況の石破さんでは、安定した立場に基づいたアメリカ政局を背景にした自己主張の強い唯我独尊的で、「正論や理屈があまり通用しない」(資料6)人物のトランプさんにはとうてい太刀打ちできるとは思われないことを、「またトラ」対応の心構えとしてあえて付け加えておきたい。石破さんは慶応高校時代にゴルフ部員だったからといって、安部元首相とトランプさんとのゴルフ外交の二番煎じはもとより、またキリスト教のプロテスタント同士だからといっても、「アメリカ・ファースト」を掲げて一心不乱に邁進する2期目のトランプさんにはたして通用するものだろうか。トランプさんは「正論や理屈があまり通用しない」そうだが、経済を軸に対中関係改善を進め、それを足場にトランプ新政権に正攻法で向き合ってほしいものだ。アメリカの対中包囲網の一環で、日本は防衛費倍増や長距離ミサイル配備を迫られてきたが、トランプさんがさらなる要求を突きつけてくるのであれば、(考えて見てほしいが)、日本の空を日本の飛行機が自由に飛べないことを規定しているアメリカ軍のための日米地位協定は屈辱的なので、石破さんの従来の主張である日米地位協定の改定を、せめてドイツやイタリア並みの内容にするよう開き直ってほしいものだ。石破さんが敬慕する石橋湛山氏は戦後の占領期に蔵相として連合国軍総司令部(GHQ)と対立しても、引かない「心臓大臣」ぶりをみせたように、石破さんの胆力と覚悟に期待するところ大だ。さらに加えてその際は、トランプさんがノーベル平和賞の受賞に依然として固執しているなら広島や長崎訪問をそれとなく伝えてほしいものだ。歴代の日本政府は米国の枠組みに追随する傾向が強く、これまでは遠慮会釈的なアメリカ政府への対応で何とかしのげてきたが、傍若無人のトランプさんではそれでは立ちゆかないであろう。そこで、最後に忠告がある。トランプ氏が2024年7月13日に銃撃されて以来ますます厳重になっている警備体制であろうが、大統領再就任の2025年には79歳になるトランプ氏には「もしも」のこと(注)もあるから、老婆心ながら一言、「ニ度あることは三度ある」との諺を肝に銘じておくことを諫言する。

資料5
「またトラ」と地球環境
https://glacierworld.net/home/trump-and-global-environment/
資料6
「トランプ氏は正論や理屈があまり通用しない」
2024/11/20
https://mainichi.jp/articles/20241120/k00/00m/020/005000c?utm_source=article&utm_medium=email&utm_campaign=mailasa&utm_content=20241121


2024年7月13日、トランプ氏はペンシルベニア州バトラー近郊での選挙集会中に銃撃されたが、右耳を怪我しただけで、幸いなことに命は助かった。その時トランプ氏は立ち上がり、国旗の前で右手を高く上げた写真が評判になった。銃撃事件後、トランプ氏のメディア・テクノロジー関連企業の株価が大幅に上昇したのは、トランプ氏の次期大統領選挙での勝利の可能性に対する投資家の信頼感の高まりを反映した(資料7)とのことである。この銃撃事件をきっかけとして、マスク氏が「トランプ氏を全面的に支持」するようになったのを見ても、この銃撃事件がトランプ氏のいわゆる岩盤支持層はじめ多くの有権者に強く影響し、選挙戦が有利になったと思われる。つまり、この銃撃事件の影響がトランプ陣営にとっては助け船になったようだが、反対にハリス陣営にとっては残念な結果になってしまった。さらに、トランプ氏の政権移行チームは2024年11月27日、閣僚候補や政権の任命者の一部が26日夜から27日午前にかけ、爆弾脅迫などの被害に遭い、「脅迫の標的になった」(資料8)ことを明らかにしている。

資料7
ドナルド・トランプ暗殺未遂事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/ドナルド・トランプ暗殺未遂事件
資料8
トランプ次期政権の閣僚候補らに相次ぎ爆弾脅迫、虚偽通報も 米
2024/11/29
https://www.cnn.co.jp/usa/35226715.html

PS

イスラエルのネタニヤフ首相と2月4日に会談したトランプ大統領は、パレスチナ自治区ガザ地区の住民をアラブ諸国に移住させると改めて強調し、ガザを米国が「所有」する考え(資料9)まで表明した。ガザ住民や関係諸国の意向を踏まえずに一方的に、である。米政界からも疑問の声が出ているそうだ。早速、パレスチナと境界を接するヨルダンとエジプトのアラブ側からも拒否する声があがった。ドイツ外相は“容認できず国際法に違反”、またイギリス首相とフランス外務省は“2国家共存に向けて大きな障害”になると警告(資料10)を発した。さらに、国連のグテーレス事務総長は「強制的な住民の移住は民族浄化に相当する」(資料11)として反対した。「自己主張の強い唯我独尊的で、正論や理屈があまり通用しない」(資料6)人物のトランプさんはますます多事多端のようだ。はたして、そのようなトランプさんに対峙する石破さんはどのように振る舞うのだろうか。さぁー、どうする、石破さん!

資料9
「ガザ所有」発言、米与党からも疑問の声 固執すればテロの懸念も
2025/02/05
https://mainichi.jp/articles/20250205/k00/00m/030/190000c
資料10
トランプ大統領“米がガザ地区所有”発言に世界各国が反発
2025/02/06
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250206/k10014714011000.html
資料11
国連事務総長 ガザ地区 強制的な住民の移住には反対する考え
2025/02/06
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250206/k10014714321000.html