2016年ネパール通信14 ネパール地質会議が始まるとともに、東ネパールで地震発生
2016年11月27日にネパール地質会議が始まり「ヒマラヤ地震博物館」*の構想を発表しました。
すると、翌28日午前5時20分にマグニチュード5.6の地震が東ネパールで発生し、アマダブラム
登山中のシェルパの人が落石で亡くなるとともに、ルクラでは2軒の家が地滑りで破壊された、
とのことです。(http://www.myrepublica.com/news/10000)
*ヒマラヤ地震博物館(Himalayan Earthquake Museum)
「ヒマラヤ地震博物館」の発表時には、故西堀栄三郎さんの足跡を調査に来た「探検の殿堂」
の角川咲江さん一行も来てくださり、カトマンズ郊外のカカニの丘で西堀さんの石碑を見つけてきた、とのことでした。
写真3 ネパール地質会議に参加してくれた「探検の殿堂」の角川咲江さんたち
ネパール地質会議の開会式では、酒井治孝さんの長年の貢献をたたえて、名誉会員の表彰式が
ありました。酒井さんは1ヶ月ほどのフィールド調査を終えて会議に駆けつけ、翌日には帰国
するという忙しいスケジュールとのことでした。
本日29日の午前中の会議に参加し、午後の便でクアランプールにでて、明日30日に帰国します
ので、とりあえず、ネパール地質会議と地震発生のことをお伝えしました。今回の旅の詳しい
内容は帰国後、改めて報告いたします。