スポーツは記録が勝負で、マラソンは1分1秒を争う。2月28日に行われた第76回びわ湖毎日マラソン大会で日本新記録を達成して見事優勝した鈴木健吾選手がゴールテープを切ったNHKテレビ画面の記録の表示は当初2時間4分55秒だったが、その記録表示の画面が2時間4分56秒に変わってしまったのである(NHKのTV画像の説明の右と中の写真参照)。たかが1秒の違いと言うなかれ。なぜ変わったのか、大いに不思議に感じたのに加えて、鈴木選手の大健闘に触発されて、今回の大会で好記録が続出した原因についてNHKのTV画像を見ながら考えた。続きを読む