AACH備忘録(7)伊藤秀五郎さんの視点で

1)はじめに
“連載「ぶらっとヒマラヤ」が、書き換え、加筆を経てかわいい装丁の本になりました。明日発売です。どうぞよろしく。2月27日、全国書店で発売!”との藤原章生さん自身のチラシ広告的な宣伝文が2月末のfacebookに登場した(写真1)。この本の原題は2020年2月から半年かけて毎日新聞に24回連載された「ぶらっとヒマラヤ ―定年間際の男が山で考えたことー」であるが、さらに著者が「ウェブ連載していたダウラギリ行の連載がおかげさまで、とても好評だったため、毎日新聞夕刊で連載されることになりました」と伝えるように、再掲載されている(た)もので、その主な内容は2019年秋に著者が実施したネパール・ヒマラヤのダウラギリⅠ峰登山を舞台に、「山に登る意味、そして人間を考えます」と著者(写真2)が述べている通りだ。 続きを読む

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